はじめに:見せるな危険!SNSの設定、甘く見てない?
「“鍵アカだから安心”って思ってない?それ、めちゃくちゃ危ない思考です」
SNSは今や“生活の一部”。でもその一部が、誰かの“犯罪の入口”になることも。
今回は、防犯オタクの私ミワが、「子ども・家族を守るために今すぐ見直してほしいSNS設定10個」をピックアップ。
親世代にもわかりやすく、「なにを・どこで・どう設定するか」まで紹介します!
【基本編】絶対やっておくべき5つのプライバシー設定
① アカウントを“非公開(鍵付き)”にする
最初にやるべき最重要設定。
Instagram・X(旧Twitter)・TikTokなど、どのSNSにも「非公開アカウント設定」があります。
🔐 メリット:見知らぬ人が投稿を見れなくなる
📍設定場所例:Instagram → プロフィール → メニュー → 設定とプライバシー → 非公開アカウント
② 投稿する画像から“位置情報”を削除する
スマホで撮った写真には「Exifデータ」と呼ばれる位置情報が含まれています。
これ、悪用されれば「この子は◯◯中学に通ってる」って一発でバレます。
📍スマホ設定例:iPhone:「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「カメラ」→「なし」
③ “タグ付け許可”を「誰でもOK」にしない
知らないうちに、子どもの顔が誰かの投稿にタグ付けされてる…そんなケースも。
📍Instagram設定例:設定 → プライバシー → タグ → 「タグ付けの許可」→「フォロワーのみ」or「なし」
④ “ストーリー”は親しい人だけに限定
ストーリーは24時間で消えるから安全?
甘い。スクショされたら“一生”残ります。
📍Instagram設定例:「親しい友達リスト」を作成 → 投稿ごとに公開範囲を制限
⑤ “顔認識”や自動タグ付けをOFFにする
AIが自動で顔を判別してタグ付けする機能は、便利だけど防犯的には超危険。
📍Facebook設定例:設定とプライバシー → 顔認識 → オフ
📍iPhone設定例:写真アプリの「人物」タブを無効化する方法も
【応用編】さらに安心するための5つの設定+習慣
⑥ フォロワー整理を定期的にやる
「フォロワーが友達の“フリした知らない人”だったら?」考えるだけでゾッとします。
特に子どものアカウントや“家族共有垢”などは、年に1〜2回は「知らないフォロワー」を整理しましょう。
⑦ 投稿前に「顔」や「制服」が映ってないか確認
「これは投稿してOKな写真か?」を一呼吸おいて見直すだけで防げるリスクがあります。
- 顔が映ってる? → スタンプ・モザイク
- 制服や校章? → トリミング
- 背景から場所特定できる? → 投稿見送りも検討
⑧ 「ストーリーの閲覧者」チェックを日常化
ストーリーを投稿したら、「誰が見たか」を必ずチェックする習慣を。
不審なアカウントを見つけたら、即ブロック or 通報対象に。
⑨ Google画像検索で「自分の顔」を検索してみる
「まさか…ウチの写真、ネットに出回ってないよね?」
そう思ったらすぐチェック。Google画像検索に写真をドラッグ&ドロップしてみて。
もし見知らぬサイトに表示されたら、すぐにスクショ&通報を。
⑩ SNSの投稿は“時間差投稿”を意識
リアルタイム投稿=「いまココにいます」の公開
つまり、子どもがどこにいるかを全世界に発信してるのと同じです。
📌 おすすめは「数時間〜翌日以降の投稿」にズラすこと。
まとめ|SNS=“家の窓”。見られて困るなら、まず閉める
「“見せるSNS”から、“守るSNS”に切り替える時代よ」
今回紹介した10個の設定・習慣を取り入れるだけで、あなたと家族のリスクは大きく減らせます。
投稿は“思い出”だけど、それが“悪用の種”になることもある時代。
「見せない」「写らない」「残らない」が新しい基本です。