結論:「#卒アル晒し」を検索するだけで被害者予備軍に!
「……なにそれ?軽い気持ちで検索したら、地雷踏むかも…?」
残念ながら、それ、マジでヤバいことです。検索した時点で、「興味あり」としてSNSや検索エンジンに認識されてしまう可能性があります。
この記事では、「#卒アル晒し」がなぜ危険なのか、検索することでどうリスクが高まるのか、そして“検索しない”ために今すぐ親が取れる対策を、全部お伝えします。
#卒アル晒しとは?
SNS上で拡散される“卒業アルバム+AI加工”画像
「#卒アル晒し」は、SNSや流出サイト上で「卒業アルバムの写真」や「個人が投稿した写真」が、AIによって性的に加工されて投稿されるハッシュタグです。
タグで拡散・共有する“闇グループ”の存在
実は、SNSにはこのタグをベースに集まるグループがあり、投稿共有や新たな素材募集が常態化しています。
なぜ検索するだけでも危険?
検索履歴が残り、アルゴリズムが「興味あり」と判断する
検索エンジンやSNSは、「ユーザーが検索したキーワード」を記録しています。
一度でも「#卒アル晒し」を検索すると、「そのタグに興味がある」として関連コンテンツを表示されやすくなってしまいます。
リスクコンテンツに誘導される可能性が高まる
興味判定をされると、検索結果に「閲覧注意」や「非推奨」などの警告がなく、悪質な画像や動画が出てくる危険性があります。
被害例:なぜ小学生・中高生が狙われるのか
同級生の卒アル写真が勝手に素材にされている現実
実際、加工対象になっている写真の多くは、「卒業アルバム」など写真共有範囲が限定されたものです。同級生や元同級生が素材提供者になっているケースも確認されています。
本人や家族が気づかないうちにネット拡散されているケース多数
親が写真をSNSに投稿した際には気づかなくても、AIによる勝手な加工を経由して違法投稿されている事例が増加しています。
検索してしまったらどうすれば?危険回避策5つ
① すぐに検索履歴・キャッシュを削除する
ブラウザの履歴、検索タブの履歴、アプリの検索キーワードなど、**すぐに消してください!**
② アンチウイルス・マルウェアチェックを実施する
念のため、端末の安全を確認しましょう。悪質サイトにはマルウェアやフィッシングが仕込まれている可能性も。
③ 親や信頼できる大人に相談する
抱え込まずに、早めに相談を!子ども本人でも、話せそうな大人に帰属を伝えてほしいです。
④ スクショをせず、証拠としない
絶対にスクショしないでください! 情報を保存すると自分が“違法保存”の関係者になる恐れがあります。
⑤ 必要ならプラットフォームに通報する
悪質投稿・加害者を見つけた際には、InstagramやXの通報フォームを使って即「非公開・削除」依頼を行いましょう。
検索しないための家庭のルールと習慣
- 「あのタグは絶対検索しないで」と、子どもと明言して話す
- スマホやPCは共用スペースに置くルールにする
- ブラウザにペアレンタルコントロールやフィルタリングを設定する
- 親も同じタグやワードを検索しない“約束”を家族で共有
まとめ
「気になる」だけでも、SNSはあなたを危険な世界に誘導します。
「#卒アル晒し」は検索するだけで、**知らない悪意に巻き込まれる地雷ワード**です。
対策は3本柱:
- 検索しない
- 見せない
- すぐ報告する
親として、家庭内の“禁止タグ”ルールを徹底することで、最悪の被害から子どもを守りましょう。